Phil Hellmuthのプレイを分析(その5)

続き。

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さて、諸君は相手がチェックしたこと、そして、ターンに6がもう一枚出たことの意味を評価しなくてはならない。チェックの評価は難しい。もし、トッププレイヤーがチェックした場合、そこから何らかの結論が出てくることはほとんどない。弱い手なのかもしれないし、強い手でポジションを利用して情報を与えまいとしているのかもしれない。経験の浅いプレイヤーの場合、チェックは大抵弱みを意味する。経験の浅いプレイヤーは、いい手を持つと不安になり、手早く方をつけようとする。彼らはナッツでないいい手をリバーまでプレイした時に起きる、避けがたい不確実性というものに耐えることができないのだ。経験の浅いプレイヤーなら、この場面でハイペアを持っていたら、大きく賭けてきただろう。だから、もし諸君が相手について知らないなら、3のペアの価値は少しは上がったことになる。

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うわぁ~~~、これ、おっしゃる通り!ハイペア持つとついドカンと賭けたくなるんだな。まくられたときの記憶というのは強烈に残りがちで、まくられる恐怖というのが、TPTKなどでのビッグベットにつながる。でも、それって結局小さく勝って大きく負けるのパターンに陥ってしまうような気がする。

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6sは諸君にとってはいいカードだ。というのもボードをよりよくはしていないから。もし諸君がフロップでベストハンドを持っていたら、まだベストハンドを持っている。だが、もし次のカードでボードにもうひとつペアができたら、諸君の3のペアは消えてしまうことになる。だから諸君はプレイヤーGをポットから追い出すために何かしなくてはならない。つまり、ベットしなくてはならないのだ。だが、どれぐらい?

2つの点について、考えてみよう。

1.もし諸君が今ベストハンドを持っているなら
それは相手がA-QやA-Jのような手を持っている時だ。その場合、相手は自分はベストハンドを持ってはいないが、アウトがあると思っているだろう。もし彼が、諸君はスモールペアを持っていると思っていたら、彼は自分は6枚のアウトがあると思っている。もし彼が6枚アウトがあると思っていても、彼は6対1の不利な立場だ。(実際には3のペアを消すようなカードがあるので、もっとアウトがあるのだが、そのことを彼は知らない。)諸君はそのオッズを消すような額をベットしなくてはならない。$3100のポットに対しては、$500で十分だ。

2.もし諸君が今相手よりも悪い手を持っているなら

ポットが大きいために、相手を降ろしてしまうことは無理だろう。もし彼がKのペアを持っているのなら、彼は最後までついてくるだろう。もし、Kより低いペアを持っているなら、ベットによっておびえさせることはできるが、それでも歯をくいしばってコールするだろう。諸君が相手がキャスパー・ミルケトースト(訳注:アメリカの漫画のキャラで、ここでは「お人好し」の意味で使われている)みたいにプレイしているのを見たのでないなら、QやJやTのペアをオーバーカードが1枚あるだけで降ろせるとは思わないことだ。この場合、ベット額が大きければ、その分負けも大きくなることになる。

Hellmuthは$550をベットしているが、これは相手がペアでないハイカード2枚を持っているときの完璧なベット額だし、手で負けているときには、負け額を最小にとどめようとするベットだ。このベットに5ポイント。$1100のベットに2ポイント。それ以外の答えにはポイントなし。

相手はKのペアがまだベストハンドのままと思われるので、$550を即座にコールしている。彼は忍耐強さを発揮して、この手から出来るだけ多くの金を絞り取ろうとしているのだ。

ポットは$4200となり、リバーはJhが出た。
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by sabrefishingcat | 2007-04-18 00:25 | Poker Tactics

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