Phil Ivey vs. David Williams (その4)

実際には諸君はオールイン。Iveyはフォールド。諸君がポットを獲得した。

*****

というわけで、問題は終わり。お待ちかねの解説編。

*****

NegreanuとAriehは両方ともフォールドしている。NegreanuはJd6hを、AriehはJh5cを降りている。両者はともにアグレッシブなプレイヤーだが、どちらもこういう手ではアグレッシブにプレイしたがらない。アグレッシブなプレイヤーが弱い手でポットを攻める時には、Q5よりも75を、客観的にはQ5のほうが強い手であるにもかかわらず、好む。

その理由というのは諸君が想像しているかもしれないものとは違っている。たいていのプレイヤーはプロが75オフのような手でムーブを起こしているのを見た時には、ストレートの可能性があるからに違いないのだと思う。だが実際にはストレートの可能性が果たす役割は、より小さなものでしかない。本当の理由はみせかけということとドミネーションなのだ。

仮に諸君がQ5のような手であるポットに対してムーブを起こして、コールされたたとしたまえ。そしてフロップがQ92と出て首尾よくヒットしたとしよう。諸君が参加し続けたとしたら、相手は「やつはクイーンを持ってるな」と思うであろう。それでもし相手からアクションが返ってきたとしたら、それはQとより上のキッカーを持っている相手か、あるいはQのペアよりも強い手を持っている相手からということになる。

だがもし諸君が75をプレイして、フロップがローカードばかりだったとしたら、諸君の手はもののみごとに見せかけられることになる。諸君はAKを持った相手で、諸君が同じように2枚のハイカードを持っていると思っている相手から、かなりの額の金を勝ち取れるかもしれない。ストレートの可能性というのは、まあひとつのボーナスで、そういう手で攻めていく本当の理由はみせかけという要素なのだ。

それに加えて、それらの手はドミネートされにくい。Q5のような手をプレイすることの大きな危険性は、相手がKQやQJを持っていて、Qとより強いキッカーでドミネートされてしまうことだ。ペアになっていない手同士の戦いにおいては、ドミネーションを避けることで勝つチャンスが大きく改善される。

IveyはAc3dを手にして、70,000までレイズする。2人のショートスタックのうちのひとりであり、手に参加できるプレイヤーがあと4人ということで、IveyはA一枚で攻めるに足りると考えたのだろう。Iveyは非常にアグレッシブなプレイヤーだが、保守的なプレイヤーであっても、Iveyと同じ状況に置かれたら、同じようにプレイするだろう。

Tsiprailidisは9h6hをフォールドする。


問1)

WilliamsはSBのポジションにいて、面白い手、スモールペアを持っている。

5s5h

フォールドはない。本当の質問とは、コールか?レイズか?はたまたオールインか?である。これは難しい問題だ。

*****

ここでエネルギー尽きたので、また次回。
[PR]



by sabrefishingcat | 2007-05-07 16:02 | Poker Tactics

I'm all in...NOT!
by sabrefishingcat

スナドリネコの水辺

こんにちは。スナドリネコです。

ここは、私がポーカーという「水辺」で「魚」を捕まえる腕を磨くための記録の場です。

お気に入りブログ

最新のトラックバック

全員ショートスタック!超..
from 冷凍ブラフ ポーカーで延々勝..

ライフログ

検索

タグ

ファン

ブログジャンル

画像一覧