AKにはうんざり(その1)

最近、俺が個人的に感じているのが、AKが「小さく負けて大きく勝つ手」っていうのは実は間違いなんじゃないの?ということ。その話と直接関係あるかどうかはわからないけど、Card PlayersにAKのプレイについて書いたシリーズを見つけた。これはその第1回目

*****

・AKをオーバープレイするケースとしては主に2つある。
・ひとつは、プリフロでレイズ(あるいはリレイズ)して、さらにリレイズされたあとにそれをコールすること。しばしば、相手はAAかKKを持っている。
・もうひとつは、フロップでAかKが落ちた時に、相手がセットや2ペアを持っている場合。

・1993年のWSOPでの例。3人残りで賞金は1位1000000、2位420000、3位210000.
・チップリのJim Bechtelが1150000持ち、2位のJohn Bonettiは935000、3位のGlen Cozenは95000
・JohnがSBで5000出し、GlenはBBで10000出した。つまり、JimとJohnはかなりのディープスタック。

・Jimがボタンで35000までレイズ、JohnはAdKcをみてコールGlenは長考ののちコール。(この手は結局マックされたが、のちに彼は55でオールインを考えていたと述べた。)

・フロップはKs6s4d。JohnとGlenはチェック、Jimは80000をベット、Johnは180000までレイズ、Glennはフォールド、Johnはコール。

・ターンはJs、Johnは即オールイン、Jimはコール。Jimは66のセットで、Johnは3位に終わる。

・このハンドにはAKで起こりうる不幸な場合とミスプレイが凝縮されている。

1.Jimのレイズにコール
・このプレイはリレイズすることに比べていいと思われる。
・Glennがいまにも飛びそうな状況で、1位と2位でぶつかりあうことは賢明ではない。

2.フロップでのチェック
・フロップでKが当たった時点で、ベストハンドを持っている可能性が高いが、Jimに対して大きくチップを失うことは悲劇である。
・彼のいまの目標はGlennを飛ばし、なおかつ、Jimからリスクをあまり負わずにチップを奪い取ることだ。
・ここでのチェックは2つの理由で正しい。
1)Glennが突っ込んでくるかもしれない。
2)Jimgaキッカーの弱いKペアで攻めてくるか、あるいはミドルペアでスティールを狙ってくるかもしれない。

3.Jimのベットに対するレイズ
・JimのベットはJohnに難しい決断を迫る。
・降りることはあり得ない。おそらくベストハンドを持っており、フロップでチェックで弱みを見せたので、Jimはもっと弱いハンドでベットしてきているかもしれない。従って、とるべき選択はコールかレイズだ。
・ここでの微妙な額にレイズは間違いだ。
・まず、レイズによってGlennがJohnとJimのオールイン対決を期待して降りてしまう。コールしておけば、Glennもコールしてここで飛んでいたかもしれない。
・また、このレイズによって、Johnは避けたかったはずのJimに対して大きくチップを失いかねない状況を作った。
・確かにレイズによってそのままポットを取れる可能性があるが、それにはレイズ額が小さすぎる。もしもっと大きくレイズして、Jimがそれにコールしていたら、彼は本物の手を持っており、残りのハンドはできるだけポットを小さくしてプレイする方向に持って行ける。
・小さなレイズはJimを罠にかけるためのプレイだが、これで自分が罠にかかってしまった。

4.ターンでのオールイン
・Jsがターンに出て、Johnはどうするのか決めなくてはならない。
・Johnはチェックレイズという強いプレイをしたにもかかわらず、Jimはついてきた。Johnはもしかしたら負けているか、あるいは同じ手を持っているかもしれないと思うべきだ。
・3枚目のスペードが出ているというのも危険だ。JimはAsQSのような手か、AKのAsを持っているかもしれない。また、KJで2ペアの可能性もある。JJでセットを当てた可能性もある。
・ここは200000から300000の間をベットして、レイズされたら降りるべきであった。
・このレイズは大きすぎて、もしJimが下位の手を持っていたら降りられてしまうところだ。

・もし、プリフロでリレイズしていたら、どうなったかはわからないが、おそらくポットをそこで取れていただろう。
・もし、フロップでコールに留めておいて、ターンでもっと小さな額をベットしていたら、おそらく生き残ることが出来たであろう。
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by sabrefishingcat | 2008-03-06 17:52 | Poker Tactics

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