ハンドとプレイ(キャッシュゲーム編)

先日、俺がお世話になっているチャットルームのみなさんと、チャットあるいはオフ回9でお話しさせていただいたのだが、そこでどうやら、スタートハンドについて、いま一歩突っ込んだ情報への需要があるらしいことがわかった。HarrigntonがHOH(Harrionton on Hold’em)で解説したスタートハンドガイドは、ここで紹介して(ccさんがご自分の掲示板で紹介してくださったおかげで)今でも利用されているようだが、こんどのHarringtonのキャッシュゲームの本でも、特定のハンドをどうプレイするかについては1つのセクションを割いて述べられている。トーナメントのとどの程度違うのか、丁寧に比較はしている暇がないのでやらないけど、トーナメント版にくらべて、このハンドはこのポジションから、この状況でこうプレイせよ、というような、丁寧なガイドにはなっていなくて、ハンドの特徴とプレイする際に頭においておくべきことを述べるにとどまっている。


ビッグペア

・ビッグペアとはAA、KK、QQのこと。それいがいはミドル、あるいはスモールペアになる。
・ビッグペアは強いスターティングハンドではあるが、同時に危険な側面もある。
・ビッグペアは数多くの小さなポットをとるが、ビッグポットをプレイすることになり、ペア以上に手が進まなかった場合、多くは、セカンドベストハンドで終わる。
・何故か?簡単である。ビッグペアはプリフロとフロップでは大抵はベストハンドなので、そこでハンドが終わった場合には、ポットをとれるがそのポットも小さいままでおわる。
・もしプレイヤーがターン以降までプレイし続けると決めた場合、多くは、トップペアよりも強いハンドを持っているか、トップペアを簡単に負かせるようなハンドへのドローがあるからだ
・だからもしハンドがリバーまでいった場合、相手がペア(諸君が負かせる唯一のハンド)を見せるというケースは少ないだろう。(もし、見せてきたなら喜びたまえ、諸君は弱い連中のテーブルにいるのだ。)
・したがってビッグペアのプリフロ戦略は簡単なものだ。
・おそらく諸君はベストハンドを持っているのだから、ポジションにかかわらずプッシュせよ。レイズが前に入っていたら、リレイズせよ。
・どれぐらいリレイズすべきか?もし、3bbレイズが入っていたら、9bbまでリレイズがよかろう。
・もし、リレイズが前に入っていたらどうするか?AAかKKなら、そのままプッシュして3度目のレイズを入れる。QQの時は、相手を見る。もし相手が弱い時や、低レートでのプレイなら、相手はAK、AQ、JJ、TT、あるいはブラフということが多いので、もう一度プッシュする。もし相手が、リレイズにはどれほどのハンドが必要かということがわかっているようなら、QQはコールするハンドとなる。
・キングはプリフロでフォールドするべき場合があるか?私がHOHで述べたように(がんばって読んでください・・・)実際問題として答えはノーだ。確かに相手から3番目のレイズが入り、諸君がKKを見せて降り、相手がAAを見せてきたら、諸君は天才に見えるかもしれない。だが、諸君がKKをそうして降りるなら、QQやAKあるいは完全ブラフにも降りてしまうことになるだろう。そのことは長期的にはマイナスとなるはずだ。
・戦略のバランスをとるために、時にはビッグペアでリンプする必要もある。この問題への対処の仕方には個人差があるようだ。私はAAでたまにリンプする。KKではまれにだがリンプする。アーリーポジションからリンプするのはAAだけだ。KKやQQではたとえ相手に(そういう危ないプレイをしてくる相手という)テーブルイメージの植え付けになるといってもポジションなしではリンプするのはあまりにも危険だ。
・AAやKKでアーリーからリンプするときは、期待しているのは、何人ものリンパーが後ろに現れたのち、レイトから誰かが大きくレイズしてくることだ。その場合、さらにリレイズすることができる。


ミドルペア

・ミドルペアとはJJから66までのこと。
・ビッグペアに比べてこれらは明らかに弱いし、JJから66までその強さは、急激に落ちる。もし、前に誰も参加していないなら、これらは全部プレイすべきだが、プレイの方法はあれこれ散らす必要がある。

アーリーポジションから
・JJから99までは70%はレイズ、30%はコール
・88から66までは30%はレイズ、70%はコール

ミドルポジションから
・前に何人か降りていて、後ろでいい手を持っている可能性のあるプレイヤーの数が減るので、より安全にプレイできる。したがって、おもにレイズすることになる。
・オーバーカード、つまりQ-JとかK-Tを持った相手を降ろしたいので、レイズ―コールの比率を80-20にせよ。
・また、諸君がレイズ額を散らしている(オープンレイズ額は散らす人と散らさないひとがいるので)なら、これらのハンドでは大きな額を選びたまえ。(4bbから5bb)
・ここでの狙いは、プリフロでポットを取ってしまうか、ブラインド相手にヘッズアップでポジションを取ってフロップをプレイすることである。

レイトポジションから
・80-20でアグレッシブにプレイ。
・JJとTTなら、リンプで罠にかけるプレイもあり。相手がレイトからのリンプを弱いプレイとみなしてレイズしてくる傾向にあるなら、それを誘って、(おそらくベストハンドを持っているので)リレイズすることもできる。

・もし、前にレイズが入っていて、諸君がフロップ後にポジションを持っているなら、ミドルペアはコールするハンドとなる。(例外:レイザーがショートスタックならJJ、TT、99でリレイズも考慮。)もし相手がペアなしでレイズしていれば諸君が有利なのだし、もしセットを引けばImplied Oddsは非常に高い。
・前にリレイズまで入っていたら、フォールド。
・もし、レイズがあって、複数がコールしていたら、状況は変わってくる。オッズもよくなるうえに、セットを引いた時のImplied Oddsはとてつもなく高い。セットを引けなければ、すぐにあきらめられるし、セットを引けば大きなポットがとれる。
・もし、レイズがミドルかレイトから入っているなら、自分がJJから88までなら、ベストハンドの可能性が高いので、4倍レイズぐらいを入れることも考慮せよ。


******

基本的にはいままでのところ、HOHのガイドと変わってないとは思うが、ビッグペアでリバーまで持ち込まれた場合はあぶないというところ、ミドルペアからセット狙いの重要性を強調しているところ、JJあたりでレイトレイズにはリレイズかけるのもありというあたりなどは、HOHではいってなかったような気がする。

続きはまた今度。
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by sabrefishingcat | 2008-09-27 01:46 | Poker Tactics

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