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STTでのバブルでの戦略(その1)

チャットルームで交流していただいているある方が、STTのバブルで負け続けて、それもかなりのバッドビートでやられて、もう引退を考えておられるという話を聞いた。こういう方は結構いらっしゃると思う。そこで、ちょっと寄り道して、HarringtonがSTTでのバブルでの戦略について書いている部分を訳は無理にしても、紹介してみることにした。

*****

オンラインSTTでの4人残りの状態。賞金は1位50%、2位30%、3位20%

状況1)

ブラインド100/200
ポット300

SB:2,000
BB(あなた):5,000
プレイヤーA:5,000
プレイヤーB:1,500

・プレイヤーAがオールイン、プレイヤーBとSBはフォールド。
・プレイヤーAはルースで、どうも、STTでのバブルプレイの複雑さを理解していないように思われる。
・あなたの信じるところでは、プレイヤーAはあらゆるペア、あらゆるAX、KJかそれ以上(Suited or Unsuited)、QJ(Suited or Unsuited)でオールインしてきうる。

次のうち、正しいのはどれか?

A. どんな手でもフォールド
B. AAのみでコール
C. AAかKKでコール
D. AA、KK、QQ、AK(Suited or Unsuited)でコール
E. AAからTTまで、およびAK、AQのSuited or Unsuitedでコール
F. AAから88まで、AKからAJまでのSuited or Unsuitedでコール

*****

解答編
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by sabrefishingcat | 2007-04-30 01:46 | Poker Tactics

Phil Ivey vs. David Williams (その2)

その1の続き。まずはその1を読んで、問題に答えてから、こちらへと進まれたい。


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問2
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by sabrefishingcat | 2007-04-29 11:55 | Poker Tactics

Phil Ivey vs. David Williams (その1)

Vol.1に戻ったのに、またまたVol.3の問題をやってみよう。

*****

状況設定:
2004年のボルガタトーナメントのファイナルテーブル。諸君はDavid Williamsの立場からプレイする。WilliamsやJosh AriehやPhil Iveyはその強烈なアグレッシブさで知られている。Daniel Negreanuはスモールボール(さまざまな技を使って、小さなポットを勝ち取る戦術のことと思われる)を好む。Brandon MoranとChiris Tsiprailidisは堅実にプレイする。

Blinds:12,000/24,000
Ante:3,000
Pot:54,000

David Williams 2,200,000-SB (諸君)
Brandon Moran 400,000-BB
Daniel Negreanu 950,000
Josh Arieh 1,400,000
Phil Ivey 520,000
Chris Tsiprailidis 610,000

諸君のハンド:5s 5h

NegreanuとAriehはフォールド、Iveyは72,000までレイズ、Tsiprailidisはフォールド。

問1)
さて、諸君のアクションは?

A. フォールド
B. 58,000をコール
C. 200,000までレイズ
D. オールイン

*****

問題はまだ続くのだが、ここで一度切って、解答を募集してみよう。今回は必要な情報はすべて与えられている。コメント欄によろしく。人に見られたくないという人は非公開コメントにしても結構。ただその場合、エキサイトのIDでログインしてコメントした人以外(ほとんどがそうだと思われる)は、自分の書いた答えをあとで自分で見られないので、どこかにコピペしておいたほうがいいと思う。
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by sabrefishingcat | 2007-04-27 11:31 | Poker Tactics

レイズを受けた時にプレイするべきか否かで考慮すべきこと

とりあえず、HarringtonのVol.3から1問紹介したので、Vol.1に戻って、読んでみる。

*****

自分がコールやレイズでポットに入った時に、あとのプレイヤーがレイズやリレイズを賭けてきた場合、いくつかの点を考慮して、それぞれの重みを評価しなくてはならない。それらのポイントが全部同じ方向(有利か不利)に傾いているときには、決定は簡単だが、ばらばらな時は難しい決断を迫られることになる。

1.自分の手

・自分はいい手で入ってきたのか?それともポジションを考慮してぎりぎりの手で入ってきたのか?


2.ポットには何人のプレイヤーが入っているか?
・二人以上のプレイヤーがいる時にレイズを賭けてくるというのは、重みがある。
・少なくとも4つの場面があり、別々に考慮されなくてはならない。
1)自分がブラインドにコールしてレイズしてきた場合、ある程度の強さを意味する。
2)自分がレイズして、さらにリレイズしてきた場合、それ以上の強さを意味する。
3)前にひとりコーラーがいて、自分がそれにレイズして、さらにリレイズしてきた場合、強さがさらに増す。
4)前にレイズが入り、自分がリレイズして、さらにリレイズしてきた場合、本当に強いと思われる。


3.まだプレイしていないプレイヤーは何人いるか?

・ボタンかブラインドからのリレイズは、スティールだったり、スティールの防御だったりする。
・アーリーかミドルポジションからのレイズは、より強い手を意味する。


4.自分はフロップ後にリレイザーに対してポジションがあるか?

・リレイザーがブラインドなら、自分がポジションがあるので、より弱い手でのコールが可能になる。


5.ポットオッズはどうか?


6.リレイザーはどの程度アグレッシブか?


・保守的なプレイヤーのリレイズは、ポットにたくさん入りたがるプレイヤーのそれよりもリスペクトされなくてはならない。
・だが、この点を過度に強調してはならない。アグレッシブなプレイヤーは確かにスティールを狙うが、いつもそうとは限らないのだ。


7.トーナメントの状況はどうか?

・序盤戦では、チップスタックも十分にあるので、より保守的にプレイしたい。
・後半戦では、ムーブを起こす必要がある。
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by sabrefishingcat | 2007-04-20 11:54 | Poker Tactics

Phil Hellmuthのプレイを分析(その6)

問5

悪いニュースが3つ届いた。相手が諸君のベットにコールしたこと、そしてそのコールがすばやく行われたこと、そしてJが出たことだ。この素早いコールの意味するところは、相手が自分のハンドがコールするに十分強いと分かっていること、そして、彼が諸君のベットの意味について熟考したりポットオッズを計算したりする必要がないということだ。Jが出たことで、諸君が勝てる手のリストから、A-Jが消えたことになる。

このメッセージの意味するところは明らかだ。諸君は負けており、おそらくや相手を降ろすこともできない。負けを受け入れて、これ以上の金をポットには入れないことだ。チェックに3点、ベットにはノーポイント。

諸君はチェックし、相手は$2500をベット。ポットは$6700になっている。


問6

相手のベットは、コールについて考える必要もないぐらいに大きい。フォールドに3点、それ以外はノーポイント。


ファイナルノート

この手はなんでもないちょっとした手だが、よく見てみると、この中には興味深い決断がいろいろある。

触れておくべきポイントがもうひとつ。Phil Hellmuthは、いまのところ最も強いNLホールデムプレイヤーのひとりで、特にこの本で集中的に取り上げている、フロップ後の分析に長けている。多くのプレイヤー、特にテレビを通じてポーカーに親しんだブレイヤーには、カメラの前での彼のふるまいのおかげで、彼の技術はかすんでしまっている。だがその「ポーカーをするガキ」のイメージの下には、すべての技術に優れた、強いプレイヤーがいるのだ。1990年代のほとんどを通じて、HellmuthはおそらくNLトーナメントで世界最高のプレイヤーだったであろう。

*****

というところで、この問題は終わり。俺としては、一番勉強になったのは、ターンでの分析だな。ターンで、まだ自分の手がベストハンドかどうか分からないとき、どうプレイすればいいか、悩むというのは、よくあることだと思う。ここでは冷静に、もし自分の手がベストハンドの場合とそうでない場合について冷静に分析して、ベストハンドなら、ちいさなベットでも相手は降りるが、そうでない場合には、絶対に降ろせないと結論付ける。でもって、小さなベットをして、だめならあきらめるという決断ができるわけだ。

俺などはその辺の分析が途中でごっちゃになってしまい。相手を降ろせないのに、大きく賭けて、結局ダメージを大きくしたり、相手を降ろすのに不必要に大きなベットをして、無駄にリスクを高めたりしてしまう。ここではターンでのベットだが、フロップでは、ポットベットが当たり前みたいに思われているようだが、本当にそういつもいつもポットベットが必要なのかなあ。
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by sabrefishingcat | 2007-04-20 11:18 | Poker Tactics

Phil Hellmuthのプレイを分析(その5)

続き。

*****

さて、諸君は相手がチェックしたこと、そして、ターンに6がもう一枚出たことの意味を評価しなくてはならない。チェックの評価は難しい。もし、トッププレイヤーがチェックした場合、そこから何らかの結論が出てくることはほとんどない。弱い手なのかもしれないし、強い手でポジションを利用して情報を与えまいとしているのかもしれない。経験の浅いプレイヤーの場合、チェックは大抵弱みを意味する。経験の浅いプレイヤーは、いい手を持つと不安になり、手早く方をつけようとする。彼らはナッツでないいい手をリバーまでプレイした時に起きる、避けがたい不確実性というものに耐えることができないのだ。経験の浅いプレイヤーなら、この場面でハイペアを持っていたら、大きく賭けてきただろう。だから、もし諸君が相手について知らないなら、3のペアの価値は少しは上がったことになる。

*****

うわぁ~~~、これ、おっしゃる通り!ハイペア持つとついドカンと賭けたくなるんだな。まくられたときの記憶というのは強烈に残りがちで、まくられる恐怖というのが、TPTKなどでのビッグベットにつながる。でも、それって結局小さく勝って大きく負けるのパターンに陥ってしまうような気がする。

*****

6sは諸君にとってはいいカードだ。というのもボードをよりよくはしていないから。もし諸君がフロップでベストハンドを持っていたら、まだベストハンドを持っている。だが、もし次のカードでボードにもうひとつペアができたら、諸君の3のペアは消えてしまうことになる。だから諸君はプレイヤーGをポットから追い出すために何かしなくてはならない。つまり、ベットしなくてはならないのだ。だが、どれぐらい?

2つの点について、考えてみよう。

1.もし諸君が今ベストハンドを持っているなら
それは相手がA-QやA-Jのような手を持っている時だ。その場合、相手は自分はベストハンドを持ってはいないが、アウトがあると思っているだろう。もし彼が、諸君はスモールペアを持っていると思っていたら、彼は自分は6枚のアウトがあると思っている。もし彼が6枚アウトがあると思っていても、彼は6対1の不利な立場だ。(実際には3のペアを消すようなカードがあるので、もっとアウトがあるのだが、そのことを彼は知らない。)諸君はそのオッズを消すような額をベットしなくてはならない。$3100のポットに対しては、$500で十分だ。

2.もし諸君が今相手よりも悪い手を持っているなら

ポットが大きいために、相手を降ろしてしまうことは無理だろう。もし彼がKのペアを持っているのなら、彼は最後までついてくるだろう。もし、Kより低いペアを持っているなら、ベットによっておびえさせることはできるが、それでも歯をくいしばってコールするだろう。諸君が相手がキャスパー・ミルケトースト(訳注:アメリカの漫画のキャラで、ここでは「お人好し」の意味で使われている)みたいにプレイしているのを見たのでないなら、QやJやTのペアをオーバーカードが1枚あるだけで降ろせるとは思わないことだ。この場合、ベット額が大きければ、その分負けも大きくなることになる。

Hellmuthは$550をベットしているが、これは相手がペアでないハイカード2枚を持っているときの完璧なベット額だし、手で負けているときには、負け額を最小にとどめようとするベットだ。このベットに5ポイント。$1100のベットに2ポイント。それ以外の答えにはポイントなし。

相手はKのペアがまだベストハンドのままと思われるので、$550を即座にコールしている。彼は忍耐強さを発揮して、この手から出来るだけ多くの金を絞り取ろうとしているのだ。

ポットは$4200となり、リバーはJhが出た。
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by sabrefishingcat | 2007-04-18 00:25 | Poker Tactics

Phil Hellmuthのプレイを分析(その4)

続き。

*****

問題3)

ここで諸君が最初に心に留めるべきことは、もし相手がA-KかK-Qなら、Kingのペアができているので、諸君がリードしている手の可能性はA-Qか(可能性は低いが)A-Jだけということだ。一方で、いいニュースと言えるのは、相手がK以下のペアであったなら、ボードにKがてていることにおびえなくてはならないということだ。

諸君がなすべきことの第一歩は、チェックして、相手がどうするかを見ることだ。諸君にはまともな手はないし、このフロップで相手の手がどうなったかもわからない、だから、チェックして情報を得たまえ。チェックに3点、ベットには得点なし。

プレイヤーGもキングのペアでチェックしている。これもまたいいプレイで、Hellmuthに情報を与えることを拒否して、彼を「空っぽの状態に放ったままにしている」。プレイヤーGの手はほぼ間違いなくベストで、もしHellmuthが何らかのペアでコールしたなら、アウトは2枚しか残っていない。だから、プレイヤーGは金を稼ぐのをもう少しあとで行うことにしたのだ。

ターンには6sが来た。

*****

Harringtonの本を読んでいると、「タイトでプレイする」ということと、「びびりながらプレイする」というのは違うのだということだ。彼はプレイヤーGのスロープレイを評価しているが、TPTKで、ヘッズの状態でポジションもある時に、スローするのは確かにOKだと思う。

俺なんぞは、こういう状況で、ついつい悪いほうに考えて、ここでベットしておかないと、もし、ターンでセット引かれたら・・・とか、相手が77とか66持ってるかもしれない・・・とか考えてしまうのだが、もし、相手がペアを持っていたら、確かに相手にはアウトが2枚しかないのだ。2枚のアウトは2枚のアウトであって、警戒する必要はあっても、おびえる必要なないと思う。

また、相手がセットを作っていた場合、すでに負けているわけで、負けていることを確認するために今ベットをすることはあるまい。もし、Hellmuthがセットでスローしてきているのなら、ターンかリバーで正体をあらわすわけで、その時に判断すればよかろう。ポジションはあるのだから、それほど大きな損害にはなりにくいと思う。

また、本には書いてないけど、フロップでTPTK対セットになった時には、ある程度ダメージを受けるのは覚悟するぐらいの気持ちが、NLをプレイする上では必要な気がするのだが。
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by sabrefishingcat | 2007-04-13 18:23 | Poker Tactics

Phil Hellmuthのプレイを分析(その3)

続き

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Hellmuthは、スモールペアを持っていて、ポットオッズは2.5対1である。しかし、それに加えて彼はこの手を通してポジションなしにプレイしなくてはならない。オッズはルースな相手に対してはほぼ受け入れられるものであろう。このような場面では、諸君が相手のプレイをこれまでどう観察してきたかというのが重要となる。このプレイヤーは、ハイペアに加えて、A-JとかK-Qのような手でもレイズすることがあるか?もし答えがイエスなら、ペアでない手の可能性が多く含まれており、コールできるだろう。もし答えがノーなら、彼はハイペアかA-K、A-Q(もし彼ががちがちに手堅いプレイヤーならA-Kのみ)でレイズしているのは確実であり、諸君は手を諦めなければならない。

Hellmuthには、3をヒットさせない限り、この手を通じて自分の手が相手に対してどのぐらい強いのかということを知ることができないだろうことは、もちろんわかっている。だが、おそらく彼は無名のプレイヤーに対しては、何か危険な事態が迫っているときにはそれを嗅ぎ取って最悪の事態を避けることができると仮定しているのだろう。だから、少しばかりギャンブルに出ることにしたのだ。

それに対する反論としてむろん考えうるのが、3のペアだけで持って、自分のスタックの10%から20%をつぎ込まなくてはならないということだ。もし、フロップが3枚の中位のカードで、諸君がチェックして、彼がポットサイズベットを打ち込んできたら、フォールドするだろうか?ほとんどのプロは、そのベットの意味というものをある程度感じ取りたいと思っていて、そのようにプレイしている。だが一方でもし、諸君がチェックして、その後ろで彼がチェックしたなら、おそらくや諸君はベストハンドを持っていて、優位に立っているだろう。

コールに3点、フォールドに2点、だがもし、諸君よりも相手のほうがうまいと思うに足りる理由があるならば、このような状況(スモールペア、ポジションなし)でコールしてはならない。

実際には諸君はコールした。ポットは$3100。フロップはKd7c6h。

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だんだん疲れてきた。
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by sabrefishingcat | 2007-04-13 04:08 | Poker Tactics

Phil Hellmuthのプレイを分析(その2)

続き。

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インターネットプレイヤーたちが、初めてライブトーナメントに参加した時に引き起こす問題は、あまりに多くの手にリンプインしてしまうことである。リンプインするその理由づけとして普通言われるのが、「自分のスタックのごくわずかの掛け金でできるから」とか「フロップをみたいから」とかいうことである。だが、これには3つの問題がある。

1.これら「わずかな」割合のチップは、フロップをミスするうちに積み重なって、時間が経つにつれ大きな割合へと達する。

2.それらのうち、多くの手では、あとのポジションのプレイヤーが諸君をレイズでもって攻撃するので、結局フロップを見ることはできない。

3.月並みな手というのは、フロップ後に、セカンドペアやボトムペアを作って、諸君からさらなるチップを引き出すことになりうる。諸君が優れたポストフロッププレイヤー出ない限り、月並みな手でいい手を追いかけて、より多くのチップを失うことになるのだ。

*****

これ、その通りだと思うな~。OnlineでSTTをやっていて、最初のラウンドは、もう、リンプインのオンパレードだもん。3.については、多くのプレイヤーが経験していることだと思う。セカンドペアあてて、どうしていいかわからなくなってしまうのに、リンプインをやめないんだもんな~。

では、続き。

*****

ここでは、A3 Suitedのプレイヤーが第1ポジションからリンプインしている。これはリンプするにさえ弱すぎる手だ。もし、数人のプレイヤーがリンプしてだれもレイズしない(もはやこれが基本的なシナリオでさえある)とすると、Aがヒットすると、弱いキッカーゆえにチップの山を費やす羽目になるかもしれないし、フラッシュやストレートの可能性は極めて薄い。$200を別の機会のために取っておきたまえ。

プレイヤーBは55のペアでリンプしているが、特にリンバーの後ということもあるから、これは擁護できるプレイである。リンプというものは連鎖反応を起こしがちで、弱い手でのリンパ―を呼び込むこととなる。もし誰もレイズしないなら、5人のリンパ―は必要なオッズと、大きなImplied Oddsを手にするkとができるだろう。

プレイヤーDは85 Suitedでリンプしている。これもまたリンプするにさえ弱すぎる手である。問題の一部は選択的な記憶というものだ。我々は低位のSuited Cardsをプレイして、フラッシュを当てて勝ったときのことは覚えている、なぜなら、それはエキサイティングな記憶なのだから。だが、我々は低位のSuited Cardsでリンプしてフラッシュにならずに降りてしまったという、くだらない手については忘れてしまうものなのだ。

問題1)
Hellmuthは低位のペアとそれに加えて今のところ3人いるリンパ―に対してポジションも得ている。更には、ポットは$900まで膨らんでいるので、コールした場合の表面化されたオッズは4.5対1となる。フロップでトリップスをあてるオッズは7.5対1だが、表面化されたオッズだけでも必要なそれに近づきつつあるし、Implied Oddもあるので、ここでのコールは容易な決定だろう。

$200をコールに3点。レイズやフォールドには点数なし。

Hellmuthのすぐ後ろのプレイヤーGは、AKoffを手に入れて$1100までレイズしている。これは素晴らしいプレイである。彼はカットオフの席にいるので、おそらくやこの手を通じてコールしてきた全部のプレイヤーに対してポジションを得ることができるだろう、だから、私はレイズというプレイもレイズの額(BBの5.5倍)もいいと思う。もし彼が2つほど前の席、例えば5番からプレイしていたなら、もっと大きく、7倍から8倍のレイズをして、自分の後ろのプレイヤーを降ろすようにしむけるべきだっただろう。ポットはすでに大きいので、今取ってしまうのがいいのだということを思い起こしたまえ。だがもし誰かが諸君に対してプレイしようとするなら、そのために高い代償を払いしかも、ポジションも取れないということになるだろう。

ボタンとブラインドはフォールドした。Hellmuthの前の3人のリンパ―もフォールドした。ポットは$2200になっている。

*****

まだ、先は長いぞ。
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by sabrefishingcat | 2007-04-11 17:04 | Poker Tactics

Phil Hellmuthのプレイを分析(その1)

・・・といっても俺がやるわけではない。Harringtonの読み直しを中断しているのは、Vol.3の問題集を読みかかっているからなのだが、これがまたいい!ひゃっほう掲示板有志によるポーカー本翻訳プロジェクトにぜひHarringtonを勧めたいのであるが、全訳となると気の遠くなるような作業なので、ここは、彼の本の肝ともいえる、問題集とその解説の部分にしぼってみてはどうだろうかと思う。そこでひとつ、サンプルとしてひとつの問題を訳して出してみたいわけだが、たとえ1問でも全部を載せてしまうと著作権上問題が生ずる。そこで、一部のみにして、しかも、かならずしも訳すわけではなく、要約にとどめる部分を作る(というか、大部分をそうする)。更に、それに俺の感想をくっつけることで、転載ではなく引用という形がとれるようにする。だから、「おまえの感想なんぞ蛇足だ」と思われる方も、ご辛抱いただきたい。

*****

場面は2005年WSOPの第3ラウンド。Blindsは100/200。プレイヤーはPhil Hellmuth。Hole Cardsは3d3c。

Action to you:
UTGがリンプ、その隣がリンプ、3番フォールド、4番リンプ、5番フォールド、あなたは6番。現在のポットは900で、後ろには、7,8、SB、BBと控えている。

Q1:さてどうする?
1)フォールド
2)コール200
3)1000までレイズ

*****

Harringtonは、Vol.1の冒頭で、アマチュアのプレイヤーによく、「こういう手をどうプレイするか?」というようなことを聞かれるが、そういうときには、「それはどういう状況でのことだ?トーナメントのラウンドは?自分のチップスタックは?相手のチップスタックは?」というようなことを問い返す、すると相手はだまってしまう、というようなことをいっていた。つまり、Hold'emでのプレイの決定はかくもさまざまな状況に影響されるような複雑なものだといっているわけで、その言葉を裏付けるように、ここに出てくる問題には、付帯状況の情報がほぼ全部(ここに載せた以上に詳しいもの。)でている。

では、問題に戻ろう。

*****

実際にはあなたはコールした。7番が1100までレイズ、ボタン、SB、BBはフォールド、3人の前のリンパ―も全員フォールド。ポットは2200。

Q2:さてどうする?

1)フォールド
2)900をコール
3)3000までリレイズ

実際には、あなたはコールした。ポットは3100。

フロップ:Kd7c6c

Q3:さてどうする?

1)チェック
2)1500をベット
3)3000をベット

実際にはあなたはチェック。相手もチェック。

ターン:6s

Q4:さてどうする?

1)チェック
2)550をベット
3)1100をベット
4)2200をベット

実際にはあなたは550をベット、相手はコール。ポットは4200。

リバー;Jh

Q5:さてどうする?

1)チェック
2)2000をベット
3)4000をベット

あなたは実際にはチェック。相手は2500をベット。ポットは6700。

Q6:さてどうする?

1)フォールド
2)2500をコール
3)レイズオールイン

実際にはあなたはフォールド。

*****

あぁ、やっぱり長くなりそうだし、一気にやるにはしんどい。というわけで、とりあえず問題部分だけアップして、この本の魂とも言える解説文は次回以降。
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by sabrefishingcat | 2007-04-08 17:57 | Poker Tactics

I'm all in...NOT!
by sabrefishingcat

スナドリネコの水辺

こんにちは。スナドリネコです。

ここは、私がポーカーという「水辺」で「魚」を捕まえる腕を磨くための記録の場です。

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