相手の手を再構成する

Card Playersの記事から。

あるハンドでタフな決断を迫られた時は、相手の手を最初にさかのぼって再構成すべきである。

例:5-10NL。

自分、ポタンでQsJs。相手ミドルから30にレイズ、自分コール
フロップKcJc7h。相手45ベット、自分コール。これはポジションありの状況で、ターンでどう来るかを見るため。
ターン3d。両者チェック。
リバー5s。相手突然200のベット。さあ、どうする?

プリフロ:相手のミドルからのレイズからは大した情報は得られず。ただ、アーリーからのレイズではないので、強い手だと決めつけることもない。また、レイトからではないのでスティールではなさそう。中程度の強さだと思っておくのがよかろう。

フロップ:スタンダードサイズのコンティニュエーションベット。ここからも特に大事な情報はえられない。打ち返すこともできたが、ボードにいろんなドローがありそうだったので、コールしてターンで相手のプレイを見て決めることにした。

ターン:重要な情報はここで得られた。相手のチェックは相手がそれほど強い手は持っていないことを示す。Broadway Card2枚(KJ)とクラブ2枚で、もし相手が何かの手を持っていたら、プロテクトにかかってくるはずだ。相手のチェックは
・相手はドロー(Q-10, 10-9, 9-8, or A-Q,あるいはクラブドロー)
・相手は弱めの手(A-J, A-7, J-10、Kと弱いキッカー、あるいはQ-Jの持ち合い)
に手を絞り込める。

リバー:同じようなプロセスを経て、自分が勝てる場合のほうが、負ける場合よりも多いとみてコール。結局相手はAcTsのインサイドドローのミスからのブラフ。だが、結果より大事なのは、コールするまでの思考のプロセス。仮に相手がKcTsを持っていたとしても、この決断は正しかったといえる。

このように、リバーで難しい決断に直面した時は、最初に戻って、手の絞り込みで相手の手を再構成すべきだ。

例2:同じプロセスで、堅実なプレイヤーに対してブラフを売り込んだ。

5-10NL、自分、ボタンで8c7d。堅実で保守的なプレイヤーがミドルからリンプ。自分、50にレイズ。強みを見せてここでピックアップするか、だめでもフロップ後に勝つつもりだった。(書いてないけど相手コールしたのだろう)

フロップ:KsTs4d。相手チェック、自分70をContinuation Bet。相手コール。この時点で自分は終わりだと思った。ボードからはいろんな手がありうるが、自分には手もドローもない。

ターン4c。両者チェック。自分はギブアップ状態。自分はプリフロで強みを見せて、フロップでベットをしたが、相手はコールした。それなりの強い手をもっているはずだ。

リバーQs。相手50ベット。トリッキーな相手ならトラップもあったが、ストレートで保守的な相手なので、これは相手にブラフさせないためのブロックベットだろうと思った。Qsはいろんなドローを完成するカードだ。自分はフロップでベットしてターンでチェックした。これによって、フリーカードをもらうというドロー手をリプレゼントできている。また、プリフロレイズは、そのドロー手のいくつかにはまる。そこで225レイズ。相手長考ののちフォールドして、KQを負かせる手だったのか?と聞いてきた。(つまり、相手はKQ)

2つのポットはリバーのプレイをみていただけでは勝てなかったはずだ。

注意すべきは、これは相手が論理的に考えられてこそ通用するプレイということ。0.25-0.5では、このプレイはトラブルのもと。相手は2ペアを持っているというだけでコールしてくる。
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# by sabrefishingcat | 2007-03-28 16:09 | Poker Tactics

相手のオールインをコールする。

Card Playersの記事から。


プリフロップ

省略


フロップ後

・2-5NL
・自分はJcJdをアーリーで持ち、UTGのリンプに対して、25までレイズ。CutoffとUTGがコール。ポットは80で、自分のスタックサイズは500
・フロップは5c5s2hで、自分はオーバーペアと、バックドアフラドロ。
・UTGチェック、自分は50ベットで、カットオフはフォールド。UTG150にチェックレイズ。自分コール。ポットは380に
・ターン7h。UTG残りの300をオールイン。さてどうする?

・UTGはリンプした。だからおそらくハイペアはなかろう。
・もしトリップ5を持っているなら、チェックレイズはターンまで待つだろう。
・したがってもっとも可能性が高いのは、オーバーペア。
・だとしたら、JJよりは低いはず。コールせよ。

・実際には99だった。


リバー
・自分はボタンでTd9c。自分のスタックサイズは300。SBが1000持っている。アーリーから二人リンプ、自分もリンプ、SBリンプ、BBチェック。ポットは25。
・フロップはJd9d9h。SBは25ベット。自分はコール。ポットは75。
・ターンは3d。フラドロが加わる。UTGチェック、自分75のポットベット。UTGコール。ポットは225。
・リバーは2d。フラ完成。UTG200をオールイン。コールするには自分もオールインしなくてはならない。どうする?

・ここはフォールド。
・自分が勝てるのは、低位のフラだけ。それが起きるのは相手が小さなSuited Connectorsでプレイしていた時だけ。だが、そうなら、相手はターンでベットしていたはず。おそらく相手の手はトップペアとダイヤモンドキッカーであろう。

・実際にはクライングコール。相手はAdJcだった。
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# by sabrefishingcat | 2007-02-23 10:26 | Poker Tactics

相手の弱みを察知する

Card Playerからの記事。

弱みには2つのタイプがある。
1)明らかな弱み
2)見せかけられた弱み

1)明らかな弱み
・早いポジションからのリンプは明らかな弱みとは限らない。
・最初の2人が降りた後のリンプは弱み。
たいていは、小さな/中ぐらいのペア、中ぐらいのSuited Connector、弱めのBroadway hand(J-T、Q-J)
・もし、自分がButton,Cutoff,Second from Cutoffにいるなら、ミドルからレイトへのリンパ―をレイズして、弱みを探ってよし。ミドルからはするな。たいていはほんもののハンドに出くわす。相手は降りることもあるが、しばしばフロップヒットを狙ってコールしてくる。
・相手がコールしてきたとして、フロップはハイカードか、ミックス(K-8-2レインボー)がいい。そういうのには、相手が当たったか、完全に外れたかのどちらかなのだから。
・低位のカードやつながったカード(7-6-5)には注意せよ。ミドルペアにつながっている可能性がある。それにはDelayed Continuation Betが効く。
・小さなリードベットは弱みのサイン。
・この手のプレイを攻めるには・・・
自分にポジションがある場合、こういうプレイを下手なプレイヤーが打つのは、フロップがあたったものの、チェックレイズするほどではないとき。大きめのレイズで大抵は降りる。
ポジションがない時は、チェックレイズするか、コールしてターンでベットするかを見る。下手なプレイヤーは、ターンでかけられないので、リバーでスティールできる。

2)見せかけられた弱み
・スティーリングポジションからのレイズ。これを降ろせるかどうかは、相手がリレイズにコールするかどうか見極めておけ。相手のフロップ後のプレイが下手な時はコールして、フロップ後に勝負。うまい場合にはリレイズしてポットを狙え。ただし、あまりレイズしない相手がレイズした時には手があると思え。
・フロップ後のオーバーベットは見せかけられた弱み。
・やばいボードのときのオーバーベットは、プロテクトなので、手がある。
・安全なボードでオーバーベットがあったときは・・・
もし、2発ベットを打てない相手なら、コールしてもう一発来るかどうか見よ。
もし、それができる相手なら、リレイズして、自分の強みを見せよ。
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# by sabrefishingcat | 2007-02-19 22:45 | Poker Tactics

今日の一手

(sabrefishingcatはJh Ahディール済みです。)

プリフロップ:
sabrefishingcatはP.50をコールします。
teuntjeはP.50をコールします。
Harrypotoはチェックします。

フロップは次の通りです。
Kh Qd 10c

Harrypotoはチェックします。
sabrefishingcatはチェックします。
teuntjeはP1ベットします
HarrypotoはP1をコールします。
sabrefishingcatはP1をコールします。

ターンは次の通りです。Qh

Harrypotoはチェックします。
sabrefishingcatはチェックします。
teuntjeはチェックします。

リバーは次の通りです。2h

Harrypotoはチェックします。
sabrefishingcatはP3ベットします
teuntjeはP4.50レイズします。
HarrypotoはP7.50をコールします。
sabrefishingcatはP4.50をコールします。

ショーダウン:

teuntjeはQs 10dを見せます。
フルハウス、クイーンoverテン - Qd Qh Qs 10c 10d

Harrypotoはマックします。
sabrefishingcatはマックします。
teuntjeはポット(P26.16)を獲得しました。

*****

これは結果だけ見てみるとバッドビートだけど、気をつけて見ると勉強になる点がある。

俺がミドルからAJsでリンプしたのはややルーズ目だけどOKとしよう。

フロップで俺がNutのスト完成、相手が2ペア。ここで俺のチェックは、ボードがレインボーだからよしとしよう。相手の2ペアでのチェックはこれもスロープレイだろうな~。あとで考えると、ここで相手がスローしてくれたおかげで、俺がバストせずに済むわけだ。

ターンでQが落ちた時、俺は瞬間的にやなボードになったと思った。ボート目がでたからね。で、チェック。他のプレイヤーもチェック。

リバーは無傷でフラ目もなし。で、俺が考えたのは、まず賭けてみて相手がどうでるかみることにした。すると後ろがレイズ。前もコール。コールできない額ではなかったので、本当に相手がボート持ってるのか知りたかったので、コール。

後から考えてみて、フロップで俺も相手もスローしたせいで、俺が大けがせずに済んだ。もし、俺が攻めていたら、相手は後ろでレイズ。俺はリレイズでオールインになって、バッドビートくらっていたはずだし、相手がせめていても、結局俺がリレイズして、大負けしていただろう。

こういう「運のよさ」もポーカーにはあることを覚えておかなくてはなるまい。
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# by sabrefishingcat | 2007-02-11 02:21 | Poker Hands

今日の一手

相手アーリーからリンプ、おれSBからQ6ハートでコール。参加者4人

フロップ3h 6s 5d

俺、トップペア当たったものの、後ろ三人で、場合によってはストレートもあったので、スモールペアだけではよくわからなかったので、チェック。後ろ全員チェック

ターンQs

俺、2ペア完成。ポットベット。後ろ1人コール。

リバー4d

ボードに3456とスト目リーチが並んだわけだが、もし相手が7か2を持っているなら、ターンのポットベットにインサイドストドロでコールしたことになる。それは可能性低いとみて、ハーフペット。相手オールイン、俺コール。

相手は87sだった。つまり、相手はターンでフラドロとインサイドストドロを持っていたわけだ。相手の第一の狙いはフラで、ストはいわばおまけだったわけだ。

相手がフラドロストドロ両方持っている可能性を考えておかなくてはならないという例。
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# by sabrefishingcat | 2007-02-09 21:46 | Poker Hands

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by sabrefishingcat

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こんにちは。スナドリネコです。

ここは、私がポーカーという「水辺」で「魚」を捕まえる腕を磨くための記録の場です。

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