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オマハとホールデムの比較

今、俺の周りではオマハがちょっとしたブームだ。そんなわけで、ここでオマハのテキストブックを紹介しようとしたのだけれど、手元にあるのが、Doyle BrunsonのSuper SystemのPLオマハのセクションだけ。そこで、その中から、あれこれ紹介していきたい。あくまで、俺の根気が続いて、かつ、まわりのプチオマハブームも続くとしての話だが。

で、第1回は、「オマハとホールデムの比較」

1.ナッツ
・オマハではホールデムをプレイヤーの感覚からすると、はるかに多くナッツが現れる。
・特に、ハンドの最後に誰かがレイズするときは、しばしば、そのプレイヤーはナッツを持っている。

2.ブラフ
・PLオマハにではブラフの頻度は少ない。
・ブラフがないわけではないが、手役の可能性がホールデムよりはるかに多様なため、ブラフは難しい。
・誰かが最高の役を持っている可能性はかなり高いので、ブラフをするときは注意が必要だ。

3.スターティングハンド・手役の組み合わせが多様なオマハでは、より多くのハンドをプレイできる。
・もし、ゲームをよく理解していて、フロップの読みが正しく出来て、どのハンドをプレイすべきか、ブラフすべきか、フォールドすべきかを慎重に選べるなら、よりルースにプレイできる。

4.ドローイングハンド
・オマハではドローのハンドをより多くプレイすることができるが、そのほとんどの場合は、ナッツの手へのドローであるべきだ。
・一般的なルールとして、ストレートやフラッシュを引きに行くときは、ボードから可能な最高のストレートなりフラッシュなりを引きにいくべきだ。

5.移り変わり易さ
・PLオマハはホールデムよりも、変化の起こりやすいゲームだ。
・大きなポットをしばしばプレイすることになるが、一人のプレイヤーが圧倒的に手でリードしているという状況はあまり起こらない。
・こうした状況は、例えば、トップセットと、厚めのドローがぶつかった時におきうる。この時点でも、どちらが有利ということはなくて、基本的にはコイントスのようjなものなのだ。

6.バックドア(ランナーランナー)ドロー・バックドアドローが完成する可能性は、ホールデムよりも高い。
・例えば、トップセットをプレイしているうちに、同時に持っていたバックドアフラッシュドローが完成するということがよくあるのだ。
・オマハでは、そうしたドローが救命ロープになってくれることがある。

7.インプライドオッズ・オマハでは、インプライドオッズは期待できないことが多い。
・ナッツを引きに行ってヒットさせても誰もコールしてくれない可能性が高いのだ。(註:多分、これは、プレイヤーの多くがオマハではナッツができやすいことを理解しているため、ナッツをおそれて降りてしまうということだと思う。)



by sabrefishingcat | 2007-11-18 04:00 | Poker Tactics

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by sabrefishingcat

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こんにちは。スナドリネコです。

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