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ドローでは先に攻めろ

またまたCardplyaerの記事から。

・自分がSuitedの手で、フロップにフラッシュドローがでたら、アウトが9枚あるのはわかりきっている。では、フロップにスート2枚で、自分がそのカードを1枚ももっていなかったら?その場合、11枚の「幽霊アウト」がある。

・ボタンまでフォールドでボタンがスタンダードレイズ、自分はbbで屑手。どうするか?降りて弱いプレイヤーであることをみせるのもいやだ。ここはコールするが、弱い手でポジションもない。
・フロップJs6s2h。ここで何を考えるべきか?
・まず、相手にフロップは当たっていないだろう。3分の2の確率でそうなのだから。
・普通なら何も持っていないならポジションなないプレイヤーはチェックするだろう。だから、ここでベットすれば強い手に見える。
・もしここでフラドロならどれぐらいベットすべきか?安くでターンを見るためにハーフポットぐらいだろう。そこでその額をベット。
・ここで相手がフォールドするとポットが取れて、「俺のブラインドに手を出すな」のイメージもつくれて最高。もし相手がレイズしてきたら、あきらめざるを得まい。だが多くの場合は安くでターンを見られるわけだから、コールするだろう。
・もしターンで「幽霊アウト」がでて「幽霊フラッシュ」が完成したら?ベットしたまえ。相手から絞るとるという(ふりをして)小さめベット。ここで相手がフラッシュ完成だと思って降りれば素晴らしい。
・ではあたらなかったら?「ドロー」をリプレゼントしてチェックかスモールベットすればリバーでもう一度チャンスがくるかもしれない。
・だが、多くの場合にはその「幽霊アウト」はあたらない。その場合は?「幽霊アウト」があたらないということは、本当の手が当たっている可能性もあるし、それで勝てるかもしれない。

・いいたいことは、2番目のウソつきにはチャンスがない、ということ。(ブラフするなら先に攻めろ)

・Hold'emでポジションなしでプレイするのはきついことだが、相手が一人で、どんなフロップが来たらいいのかということがわかっていれば十分に可能である。

・もし3枚同じスートがフロップに出たら、先にベットして、ポジションなんて関係ないぐらいいい手だと主張する。相手がそのスートのハイカードを1枚持っていない限り、フォールドするはず。
・7-7-2のような「みなしごフロップ」(誰も当たってなさそうなフロップ)でも同じ、先に攻めたものがポットを取れる。

******
言っていることは納得。俺のプレイしているレベルでこれをやる問題点は、「降りられないルースコーラー」の存在だろう。フロップ3枚同じカードでローばかりの時、前からベットがきてオーバーペアなならもちろん、そうでなくてもコールするのはざらにいる。

つまり、相手を観察する時のポイントはフロップでのコールがどれぐらい甘いかということなのだろうな。



# by sabrefishingcat | 2008-02-28 12:50 | Poker Tactics

NL Hold'emで、自分の手を晒すようなプレイ

再びCardplayerからの記事。

NL Hold'emでこのプレイが出たら、相手の手が強いのか弱いのかわかってしまうような3つの例について述べられている。


1.弱いContinuation Bet

・2-5NLでレイザーが20までレイズ、ボタンとBBがコール。
・フロップKs-Js-5c
・BBはチェック、レイザーは25のベット。これはポットの半分以下。
・ボードにはハイカードもドロー目もある。そこでの弱いCBは、レイザーがCBしなきゃと思いつつも、手はよくないと思っている兆候。
・ボタンが75ぐらいレイズすれば、ここでポットが取れる可能性大。
・A-Kを持っていて、このやや危険なフロップには、アクションが欲しいことと、プロテクトしたいという二つの目的からもっとベットしてくるはず。
・トップセットなどのモンスターを当ててスモールベットの可能性はあるが、なにもない可能性のほうがはるかに高い。
・洗練された技術をもつプレイヤーがブラフを引き出すために弱いベットをしてくることもあるが、そういうプレイヤーは数多くはない。


2.ターンであきらめる

・さっきと似た場面でレイザーが20レイズ、ボタンコール
・同じフロップでレイザーが30ベット、ボタンコール
・ターン4dでレイザーはチェック。これは通常レイザーの手が弱いことを指し示す。
・これを逆手にとって、ターンでチェックレイズするプレイヤーもいるし、自分が強い手でそうすることも必要。


3.プリフロップでのオーバーコール

・(リンパ―がいたりいなかったりのあと)誰かがレイズして、その後ろがコール、そのまた後ろでさらにコールすることをオーバーコールという。
・オーバーコールは通常微妙な手かドロー、スモールペア、Suited Connecotors、あるいはAQぐらいまででビッグペアはない。あればリレイズするはずだから。
・これをどう利用すべきか?
・ひとつにはスクイズプレイで大きくリレイズすること。相手はレイズにリレイズできなかったのだから、リレイズにコールはできにくいはず。
・また稀ではあるが、強烈なブラフをつかまえることもできる。
・ルースアグレッシブなレイザーに対して複数のコーラーで、自分はBBからTTでリレイズ。
・レイザーを含めてフォールドが続くが最後のコーラー(トリッキーなプレイヤー)がリレイズオールイン。
・これをコールする。オーバーコールなのだからAA、KKはまずない。

・これらの兆候を、相手の手を読むため、そして、自分の手を読まれないために活用すべきだ。

*****

俺にとっては2.が課題だな~。CB不発でターンであきらめて何度も中途半端な額を失ってる。また、フロップCB(っぽい)ベットにAハイでコール、ターンで相手チェックの時に、ベットしたい気持ちはたびたび起こる。だが、低レートのせいか、相手が降りきれずにコールしてしまう場合がとてもというかあまりにも多い気がする。ここのプレイを改善するのが、勝率アップに大事だなあ。



# by sabrefishingcat | 2008-02-28 11:50 | Poker Tactics

JJでリレイズにコールは・・・。

ポーカーの動画サイトのPokerTubeでは、自分のプレイしたハンドのリプレイを動画にしてアップして、コメントを音声で入れたものがよく見られる。

その中のひとつがコメント欄で激論を引き起こしている。
どんなハンドだったかは見ていただければわかると思うが、簡単にまとめてみると。

・みんなフォールドの後、ボタンのルースアグレッシブなプレイヤーが4bbまでレイズ。
・sbにいる本人がQQでボタンのレイズをスティールと踏んで、約3倍リレイズ。
・bbのプレイヤーがJJでこれをコール。ボタンもコールポットは36bb
・フロップはJXXのダイヤ2枚(本人はQdなし)でsbはセット完成。
・sbは25bbをベット、bbはコール、ボタンはフォールド。ポットは約85bb。
・ターンで3枚目のダイヤ。sbチェック、bb残り50bbをオールイン、sbコール。

ここで問題になっているのは、bbがリレイズをJJでコール(いわゆるコールドコール)したプレイを、sbだった本人が「ひどいプレイ」と言い続けていることで、それに対していろんな反論が寄せられている。

反論のなかにはヒステリックなものもあって、きちんとまとめることはできないが、だいたい2つの線にまとまっているようだ。

・ボタンとsbのレイズリレイズはスティールとリスティールの可能性も強く、JJでのコールは十分に納得できる。
・たとえ負けていても、セット狙いとして、このコールは納得できる。

再反論のひとつとして、納得がいくのが、

・もしボタンがマジ手なら、リレイズオールインが飛んできて、フロップを見ることさえもできない。

う~ん、俺ならJJで、サンドイッチポジションで、リレイズにコールはできないなあ。



# by sabrefishingcat | 2008-02-12 12:08 | Poker Tactics

極端にルースアグレッシブなゲームで勝つには・・・

Card Playersの記事を読んでいたら、面白いのがあった。

要するにこういうこと。

極端にルースアグレッシブな卓ではショートバイインでいい手を待ってプリフロかフロップでオールインしろ

いわゆる典型的なショート戦法で、こういうのをやめることでポーカーは上達すると、俺なんぞは信じてきたわけだが、説明を聞く限りでは納得。

誰かが6bbレイズして、2人コールしてきた。自分はAKで50bb持ち。その時は、プリフロでオールインしてしまえば、リバーまで見られて、オッズはあう。この場合怖いのはAA、KKのみで、それにぶち当たることはあるにしても、長期的には期待値はプラスになるはず。

あるいはボタンでKJで5bbレイズにひとりコール、自分もコールしてbbもコールで20bbボット。フロップK73でオリジナルレイザーが10bbベット。それに対して、レイズオールインしてプロテクトする。負けている時もあるが、失うのは残りのスタック分だけで、長期的にはプラスになる。

もし、これがラージバイインだと、フロップでの決断ははるかに難しいものとなる。コールしても、ターンで再び難しい決断を迫られるし、負けた時に失う額も大きい。

俺の思うに、この戦略が成立するには、

・レイズの基準はかなり低い
・レイズに対して、コールが複数入る場合がほとんど

の2つの条件がいりそうだな。低いステークスのテーブルでは、もしかしたら通用するかも。



# by sabrefishingcat | 2008-02-08 11:24 | Poker Tactics

プレイすべき最良のハンドあれこれ

オマハの話の続き。


プレイすべき最良のハンドあれこれ

・いい手がきたらプレイすべきだ。人々はAAKKのダブルスートとAAJTのダブルスートのどちらがいいハンドかを議論したがるが、それは大きな問題ではない。どちらもプレイすることになるのだから。

・3枚のコネクターと、スートの揃ったA、例えばAs-8c-8d-6sや、Ah-Jd-Th-9cといったハンドはいいハンドだ。ワンギャップぐらいあってもそれでもまだいい手だと思う。これらの手がいい手なのは、トラブルを招かないから。フロップでフラッシュとストレートの同時ドローのようなものが手に入る可能性があるが、フロップが悪ければ何もないので簡単に諦められる。

・ダブルペアー、J-J-T-Tのような手、もいいハンドだ。この手からは4回に1回セットが引ける。フロップが当たれば、利益を上げられるし、フロップがはずれれば降りる。

・4枚すべてのカードが連動する可能性をもったハンドが望ましい。Q-Q-J-Tのようなハンドは明らかにQ-Q-8-6よりもいいハンドだ。

・Suitedのハンドはどちらかというとプリフロでいい手に見えるが、フロップのあとではそうでないことが多い。もし、フロップでナッツのフラッシュドローにならないときには、プレイすべきではない。

・だが、Suitedのハンドにはバックドアドローの可能性がある。例えば、フロップでセットを当てて、なおかつバックドアフラッシュの可能性があるといったケースだ。また、防御という観点からもSuitedのハンドには意味がある。例えば、あなたがフロップでセットを当てて、手札にはハート2枚、ボードにはハートが2枚としよう。その場合、もし相手がAハイフラッシュドローを持っていたとしても(アウトが少ないので)より引くことが難しくなっているのだ。



# by sabrefishingcat | 2007-11-18 20:14 | Poker Tactics

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by sabrefishingcat

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こんにちは。スナドリネコです。

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